こんにちは、オレンジデザインスタッフKです。
トリートメントもヘアオイルも試したのに、なんだか髪がまとまらない——。
実はその原因、シャンプーやドライヤーではなく「お湯」そのものにあるかもしれない、という研究結果がLIXILより発表されています。

私自身、住まいのリフォームという仕事柄、水まわりの設備や水質については人一倍関心を持ってきました。そんな中で最近、LIXILが発表した浄水に関する研究発表を続けて目にする機会があり、「これは知らない方も多いのでは」と思い、今日はコラムという形でご紹介したいと思います。
専門的な内容も含まれますが、できるだけわかりやすくまとめてみました。最後には、私自身が半年ほど前から使っている浄水シャワーヘッドの体験談も書いていますので、よろしければ最後までお付き合いください。
■水道水の”残留塩素”が、髪のタンパク質を内側から傷つけている
水道水には、雑菌の繁殖を防ぐために「残留塩素」が含まれています。これは衛生管理のうえで欠かせないものですが、その強い酸化力が、実は髪や肌にとって思わぬ負担になっている可能性があるのです。
LIXILが2025年に発表した研究では、水道水と同程度の濃度の残留塩素に髪を継続的にさらすと、髪の表面(キューティクル)だけでなく、内部のタンパク質構造にまで酸化による変化が及ぶ可能性があることが確認されました。一方、残留塩素を取り除いた浄水では、同じような変化はほとんど見られなかったそうです。
ポイント:ダメージは髪の表面だけでなく、内部にまで及ぶ可能性がある。しかも浄水に変えるだけで、その反応がほとんど起こらなかった、という点が印象的でした。

■肌のバリア機能にも、うるおいにも影響が
2025年10月には、肌への影響についても発表がありました。ヒトの皮膚を再現した培養モデルを使った実験で、残留塩素にさらされた肌は水をはじく力(疎水性)が低下し、外部刺激から肌を守る「バリア機能」も弱まる傾向が見られたそうです。乾燥や肌荒れが気になる方にとっては、見過ごせない内容だと感じました。
■そして2026年、さらに驚きの発表が
直近2026年6月の発表では、髪の内部にある「うるおいを保つための脂質」に着目した検証が行われました。結果として、日常的な残留塩素へのシャワー曝露は、髪の水分保持力を著しく低下させ、その進行スピードは月1回程度のブリーチ処理に匹敵する、あるいはそれ以上になり得ることが示されたのです。
※ここでいう「ブリーチ相当」とは、あくまで実験条件下での脂質の減少傾向を比較したものであり、実際の毎日のシャワーがブリーチと同一の作用をするという意味ではありません。詳細は元の研究発表をご確認ください。

■じゃあ、どうすればいいの?——「浄水シャワー」という選択肢
こうした研究を知ると、「毎日のシャワーが怖くなってしまう」という声もあるかもしれません。でも大切なのは、必要以上に不安になることではなく、「知ったうえで、できる対策をする」ことだと思います。
その対策のひとつが、残留塩素を除去する「浄水シャワーヘッド」です。今お使いのシャワーヘッドを付け替えるだけで導入できるものも多く、大掛かりな工事は必要ありません。最近では各メーカーからさまざまなタイプの浄水シャワーヘッドが販売されており、価格帯も選択肢も広がっています。
1.工事不要で、既存のシャワーホースに取り付けられるタイプが主流
2.浄水カートリッジは定期的な交換が必要(製品ごとに交換目安あり)
3.塩素除去のほか、節水機能やミスト機能がついたモデルもある
■実際に半年使ってみて感じたこと
ここからは私自身の体験談です。こうした研究を知る前から、なんとなく「髪がパサつくな」と感じていたこともあり、半年ほど前からタカギの「キモチイイ浄水カプセル JSC003」を内蔵したシャワーヘッドを自宅で使っています。
使い始めてすぐに感じたのは、お湯の当たり方がやわらかくなったような感覚でした。しばらく続けているうちに、ドライヤー後の髪のまとまりが以前より良くなった気がしていて、今ではすっかり手放せなくなっています。
※効果の感じ方には個人差があります。あくまで筆者個人の使用感としてご参考までに。
もちろん効果の感じ方には個人差がありますし、これはあくまで一つの体験談にすぎません。
ただ、今回LIXILの研究発表を読んで、「なんとなく良さそう」で使っていたものに、こうした科学的な裏付けがあったのだと知り、あらためて納得した次第です。
■髪や肌の”外的要因”、少し意識してみませんか
スキンケアやヘアケアというと、つい「何を塗るか・つけるか」に意識が向きがちですが、今回ご紹介したように「毎日浴びている水そのもの」も、髪や肌のコンディションを左右する要因のひとつだということが、研究から見えてきています。
残留塩素が気になる方、髪や肌の乾燥・パサつきに悩んでいる方は、浄水シャワーヘッドという選択肢を一度検討してみるのも良いかもしれません。今はさまざまなメーカーから手軽に導入できる製品が出ていますので、ご自宅の浴室環境や予算に合わせて、気になるものを探してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した研究について:本コラムは株式会社LIXILが発表したプレスリリース(2025年4月・2025年10月・2026年6月)の内容をもとに、当社にて要約・再構成したものです。
詳細な実験条件やデータについては、LIXIL公式サイトの発表資料をご確認ください。
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